Buongiorno!こんにちは!
ここ1週間のミラノは、本当に寒かったです。
この季節、外に出ると「あ~寒い!!(Che freddo!!)」とつい言ってしまいませんか?
私は寒いのが大の苦手なので、もはや口癖のようになっています(笑)
インフルエンザが日本でもイタリアでも流行っているようですので、みなさんもお気をつけくださいね。
さて、今回は「トリノTrip♬ =後半=」!!
前半に引き続き、冬休みのトリノ旅について書いていきたいと思います♪
前半でご紹介した「ヴェナリア宮殿」と同じく、“サヴォイア王家の王宮群”の一つである「トリノ王宮」。
(ちょっと寒そうなトリノ王宮)
ここで“サヴォイア王家の王宮群”について少し….
16世紀末、トリノをサヴォイア公国の都としたエマヌエーレ・フィリベルト公の命で、都市計画に基づいた華麗な建物群が建設されました。
当時の著名建築家ユヴァッラや多くの芸術家達がてがけた宮殿・城・居城の数々は、その後イタリア王ともなったサヴォイア家の栄華と権勢を世に知らしめました。
当時の王宮の多くは現在博物館や公的機関施設となっており、一般公開されている建物も数多くあります。
トリノ中心部の王宮、マダマ宮殿や郊外のストゥピニージ狩猟宮殿、リヴォリ宮殿、ヴェナリア宮殿等では豪華な調度品や内部装飾、庭園なども見学することができます。
(イタリア政府観光局(ENIT)公式サイト http://visitaly.jp/unesco/residenze-sabaude より)
(トリノ王宮入り口近くで一枚)
ユネスコ世界遺産には1997年に登録されたそうです。
そんな素晴らしい建物が一般公開されていて、自由に観ることができるなんて嬉しいですよね。
イタリアの美術館や博物館は、フラッシュなしであれば写真OKのところも多いので、旅の思い出をおさめることもできます。
(王宮入り口のチケット売り場)
敷地がとっても広いので、チケット売り場の方が「全部回るには6時間かかるよ」と言っていました!
広すぎー!笑
夕方から行ったので、今回は建物の中だけゆっくり回ることにしました。
(王宮の全体図)
王宮内は、まさに“豪華絢爛”と言う言葉がふさわしく、終始圧倒されていました。
今まで見たこともないような素晴らしいものに、心がワクワク!
以前から旅行するのは大好きで、思いつきでふらっと一人旅!もよくやっているのですが、旅行は、そんな「初めての体験」がたくさんあるので、やめられないのです….!
まだまだひよっこながらも、皆様に感動をお届けする立場として、美しいものを純粋に「美しい」と感じられる心を常に大切にしたいなぁなんてことも考えながら、今回の旅を過ごしました。
(王宮入り口の階段)
(天井の壁画が素晴らしくて、思わず見上げてしまいました。)
(入ってすぐの“応接の間”。ろうそく何本あるのでしょうか…)
(王座の間。こんなに大きなシャンデリアが二つも!!)
まだ序盤なのですが、すでに全部が豪華すぎて感覚がおかしくなっていました。笑
次は、見どころの一つである「武器庫」へ。
(これだけ数が並ぶと迫力がすごいですね)
(手が届くくらいの距離で見ることができます。動き出しそうでドキドキ)
なんと日本のカブトも展示されていました!
イタリア語で「日本」は、「Giappone」と言います。
一つ一つの部分(?)が細かく説明されていて、私も改めてふむふむ。
イタリアに来てから、改めて日本について知ることがあったり、外国人から見た日本はこんな感じなのか!と新たな気づきがあったりします。
そしてまたまた素敵なお部屋たちを通り抜けて、、、
(思いがけず良い写真になりました!)
(オリエンタルな雰囲気)
最後は、「舞踏の間」へ。
(私もここで踊ってみたい!笑)
(シャンデリアの輝きはいつまで見ていても飽きません…)
…と、こんな感じで興奮冷めやらぬまま、王宮の外に出ると、
(可愛らしいリースのお店)
(さすがチョコレートの街、トリノ!)
(カラフルで可愛い♪)
その後、今回観劇はかなわなかったのですが、「トリノ・レージョ劇場(Teatro Reggio Torino)」も外から少しだけ見て、
(日本では、「トリノ王立歌劇場」「トリノ王室歌劇場」といわれたりもします)
(まだ残っていたクリスマスツリー)
(意外に現代的な建築でした)
帰路につきました♪
☝今日のイタリア語☝
「Che freddo!(ケッ フレッド)」
「なんて寒いんだ!」です。
反対に、「 Che caldo !(ケッ カルド)」は「なんて暑いんだ!」
イタリア語のcheは、英語のwhatに近く、感嘆文「なんて~なんだ!」を作るときに便利です。
湿気の多い日本でよく使えそうなフレーズは、
「Che umido!(ケッ ウーミド)」 「なんてじめじめしてるの!/なんて湿気が多いんだ!」
英語のhumidに似ているumidoという形容詞を用いた表現でした!
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