目を転じれば、
チケット販売を待つ長蛇の列。
こんなにたくさんの方が並んでくれている。
毎年のことではあるが今年もすごい人気だ。
今年の提供は「600食限定」。
(初年度は200食だったらしい。好評で要望が多くて年々増やしてきたそうだ。ちなみに2017年は500食だった。)
毎年のこの行列、売切れにがっかりする顔、そして、うどんを食べて喜んでくれる顔々を見る中で、「何とか努力して応えていきたい」と頑張ってくれているのだろう。
「チームうどん部屋」27名、そして6年間に参加されたスタッフの皆さんの奮闘に頭が下がります。
(しばし遠くを見る目はつづく、、、、、again)
10時、チケット販売開始!
手前が在校生用、向こう側が一般・同窓生用。
ひとり1杯限り、350円。
暑い中を早くから駆け付けた者が手にできる “黄金のチケット”
は、今年はグリーンでした。(2017年はピンク、毎年変えるのね)
販売開始から30分、早くもチケット完売!!
うどんの提供は10:45からだ。
が、すでに提供を待つ方々が列をなしている。
少しでも早くうどんを出そうと速攻で販売場所を提供モードに変える。
(と この時、裏では事件!?が起こっていた!こちらは<番外編>で!)
5分後には少し早く提供開始。
流れるような作業はこんな感じだ。
まずはレードルに麺をセットし、
ゆがく。ゆがき用の寸胴は3つだ。
お湯の温度が下がりすぎてもいけない。投入量を加減する。
狭い場所ゆえ前方からもサポート。
メンバー交代しながら、ひたすらゆがく、ゆがく。
火の傍は熱いし、湯切りは意外と力がいる。思いの他重労働だ。
そして待ち構えるは器セット係↓。
内側には、うどんが入った器をつゆ係にパスする係もいる。
つゆを入れて、後方へ。
控えるは、
イモ天に
ちくわ天。
“イモちく” をのせて、最終ネギ係へパス。
出来上がり!!
『 はい!お待たせしました!!』
リレー式の流れを線で表すと、
こんな具合だ。
うどん待ちの列は続く。うどんもどんどん出していく。
列を後方から見ると、
こんなに並んでくれている。
(ありがたし!スタッフも頑張っております。今しばらくお待ちください!!)
飲食コーナーではスタッフがお茶をふるまっている。
お茶を冷やす氷は準備中に買いに走ったそうだ(溶けちゃうからね)。
テーブルを拭いたり、ゴミを管理するのも目立たないけど大事な仕事。
おっ、席が日陰になってるね。
冷たいお茶とともに、これならば少しは暑さを凌いでもらえそうだ。
傍らではTVクルーによる “食レポ” 撮影中。
さて、どんなコメントが飛び出すのだろう!
同窓生レポーターから届いたものはこちら↓。
『 いただきまーす!!』
太めのうどんはコシがしっかりして弾力数抜群のもっちもっち!
ネギもシャッキシャキでうまい!
(昨日大泣きして刻んでくれたもの。感謝!ちょっとだけ連携を保ったのがあるのはご愛嬌♪)
イモ天の揚げ具合も絶妙~にほっこり。
極めつけの風味豊かなつゆは、出汁がきいてさっぱりとした味わい。
思わずゴクゴク飲んでしまうっ。(飲み物じゃねーっつの。 ん?んぬ?飲み物かっ?!?)
『 あー、並んだ甲斐があったー。とても美味しくいただきました!
ごちそうさまです!!!』
うどん提供も終盤となり、お客さんの波も疎らになってきた。
早朝から立ち働いたスタッフも交代しながらようやく一息つける。
『うっ、うっ、うまいーーー!!!』
自画自賛ながら本当に美味しくてご満悦でした!
閉店予定の14時を少し過ぎ、600食の提供終了。
一息つく間もなく後片付けが始まった。
実は撤収作業も相当な時間を要するのだ。
メンバーは安堵とともに早朝からの立ち仕事の疲労を抱えながら、もくもくと後片付けを続ける。
(むむ!ヒラメイタぞ!ここで登場の “後片付けヘルプ隊” とかいたらどうだろう!1日は無理でも数時間なら都合できる方もいるだろうし、片付けや前日の設営なら保健所の検査も必要ないんじゃないかな、、、。ぜひご検討を!)
(寸胴洗い、これが大変なんだ。大きいし重いし、、、。そして、待っているのは「魔の水場」。
一見何のこともない蛇口と水受けがある “学校の水場”。
が、デカっ重っの寸胴とタッグを組めば、そこに強烈な魔力が生まれる。
注意しないと、いや、十分に注意して気合いを入れようが、水場にピッタリサイズの直径と高さの寸胴だ。動かしづらいのなんのって!立ち働いた終盤の心身を “もっていかれる” のだ。
過去の経験者も皆やられてしまった。
今年もこれに挑んだ勇敢な女性メンバーあおさんは振り返ってこう語る。
「(今年もヤッテシマッタ)、、、寸胴鍋二つ半で最後の “気” を排水口に吸い取られました、、、( °-° )(来年こそ蛇口にホースをつけねば、、、)」
(最後の出番、、、、、againagain、、、、、来年もまたおあいしましょ~bye)
扱いにくさ天下一品、皆を放心させる寸胴洗い。
来たれ!力自慢!!来年のチャレンジをぜひお待ちいたしております♪)
最後にテントの足を括って、運び出せば撤収完了。
陽もずいぶんと傾いてきている。
片付け開始時には日なただった場所が日陰になっている。
早朝から夕方までよく働いた!暑かった~!
(きっとビールが旨いだろう)(いや、速攻でバタンキューだ)
チームうどん部屋、今年もやり切りました!
「お疲れ様です!そして、ありがとう!!
来年はあなたもいかがですか!どうぞ是非に!!」
『うどん部屋 2019』これにて閉店!
と思いきや、
「かんぱーい!」「ういっす!」「おつかれーー!!」
夜、桑名某所では強者共がグラスをあわせているではないか!
来し方、そして今日を顧みながら互いを労う。
チームうどん部屋の反省会は別日に予定されている。が、強者共は集う。
そう、こんなふうに集えるのもチームに参加する大きな魅力。
(先出の“魔の水場”で気を持っていかれたあおさんも健やかに復活されました(笑))
「来年は一緒に飲みましょうぞ!(^_-)☆」
レポート協力:【39回生】あお、石上秀之、内田雅也、加藤千景、村上嘉浩
【40回生】中村圭一、三林幸、mina、若杉裕美
【41回生】伊藤剛康、宮﨑涼子
=完(一旦ね)=
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