魔力の胎動(KADOKAWA)
東野 圭吾
2018.3.23発売
この本には前作がある。「ラプラスの魔女」(KADOKAWA 2015.5.15発売)だ。
(もちろん)読みました~
2018.5.4公開で映画化もされている。(三池崇史監督、主なキャストに広瀬すず、櫻井翔、福士蒼汰ら)
(もちろんってこともないけど)観ました~(ミーハー^^;)
物理学や数学をやった人には “ラプラス” とくれば、“悪魔” ですよね。 (ラプラスの悪魔=主に近世・近代の物理学の分野で未来の決定性を論じる時に仮想された超越的存在の概念。らしい、、、)
「ラプラスの魔女」はもちろんこれを下敷きにしたミステリーだ。
「魔力の胎動」はその続編であるが、時系列的には前日譚。
理系の香り漂う文脈にファンタジー的要素も絡めた物語は、さすが東野圭吾!という感じ。
だが、これだけを読むと、設定についていけない方は違和感あるかもですね。
エンタテインメントとしては楽しく読めますし、映画の効果であろうが登場人物が映像で頭に浮かんできて活字が躍り出します。
魔女の正体は?彼女の発する不思議な力は一体何なのか?
本書はいくつかの短編から成る構成で、読み進めれば前作「ラプラスの魔女」で謎だった部分が次第に明らかになっていく。
映画を観た方や前作を読んだ方にはおすすめですし、これからの方はまず本作、次いでラプラスの魔女と遡るのもいいかも。
ミーハー山崎
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